新型コロナウイルスの影響で延期となったGSEF2020メキシコシティ大会に代わり、10月19日から23日まで、G S E F(グローバルソーシャルエコノミーフォーラム)のGlobal Virtual Forumがオンラインで開催されました。100カ国以上の人の参加を得て、35のセッション(そのうち5つは全体会)が開催されたとのことです。非常に多くの方々の発言がチャットで発信されました。
プログラムでは、3つの時間が示され(ソウル、ビルバオ、メキシコ。プログラム上で見ても、地球を3分割した時間表示のような感じです。)、セッションによっては真夜中となった地域もあったと思います。
この中で、22日の日本時間午後5時過ぎに始まったWorkshop Session(Collaboration and Partnership between Local Governments and SSE Actors in Achieving Sustainable and Inclusive Society / 持続可能で包摂的な社会の実現における地方自治体とSSE関係者間の協力とパートナーシップ)では日本から唯一、当会の推薦で認定NPO法人・WE21ジャパンから小池絢子さんの発表がなされました。
19日の開会時の全体会では800名近く、23日の最後の全体会でも500名近くの参加者がありました。
このバーチャルフォーラムは、延期となったメキシコ大会の元の開催時間とほぼ同時期の日程で行われております。そして、最後の全体会の中では、延期となった大会は、2021年10月4日から8日に開催予定となったことが示されました。コロナの問題がそれまでに一定の解決がなされればということになるのではないかと思います。
また、国際的な相互交流のあり方としては、1つの新しいスタイルが、できてきたと言って良いのではないかという気がいたします。事務局が機能していて、言葉の問題が一定程度解決できる状況ができていけば、これからも必要に応じてこの方式を使うことができるのではないかという実感を抱きました。
今回のバーチャルセミナーは、これまでにGSEFが行なってきたウェビナー形式のオンラインセミナーの集大成と言って良いと思いますが、前段における経験を踏まえてスタッフの動きも非常に円滑で、複数言語を駆使して、それぞれの地域のスタッフとオンラインで結び、活発な意見交換がなされていた感があります(言葉がわからないので、こちらではなんとも言えませんが、雰囲気は仲間同士という強い絆が生まれているのを感じました)。
もし、メキシコシティで第5回大会が開催されることとなれば、今回活躍したスタッフの皆さんが中心となって、円滑な運営がなされるであろうという予感を抱かせるものでした。スタッフはビデオオンで、会議の30分前ぐらいから様々なやりとりをしていましたから、メキシコ大会が開催されれば、お互いの顔もわかって、懐かしい再会ということになるのではないかと思った次第です。
※フォーラムやセッションの中身は Secretariat GSEF のYoutubeチャンネルにて後々公開されるかと思います。
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